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zoom RSS 赤羽末吉の絵本(5)ナンセンスの世界

<<   作成日時 : 2011/01/16 18:58   >>

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私が赤羽さんの絵本っておもしろいと思ったのは昔話絵本ではなく『おへそがえる・ごん』全三巻でした。

おへそから出るけむりで敵をやっつけるごん。設定の時期は戦国時代のようです。

絵巻物の味がよく活かされていて、年長さんの時に息子に読み聞かせをしたら、何度もリクエストされた作品です。

今回、赤羽さんの本をもう一度読み返して

『そら、にげろ』

男が鳥を追っていく間に背景の絵で季節が変って行きます。
ほとんど文章がなく絵を楽しむ本です。

アニメーションを意識して作られたことがカバーに書いてありました。

『おおきなおおきなおいも』

この作品については、『E・T』と演出方法が似ていると私の絵本ろん』の中で赤羽さんご自身が語っておられます。

>これは、拙作『おおきなおおきなおいも』とスピルバーグ、「おいも」と『E・T』といってもよい内容である。

E・Tは、遠い星の国からきた宇宙人が地球にとりのこされ、これを子どもたちが守って、ぶじ迎えの宇宙船にとどける話である。
(中略)

 この「おいも」で似ている展は、この大きなおいもをみんなでゴシゴシかいて、さあできあがったぞと、次の場面でそれを見せてしまわない。

みんなでかいている場面の、その一部分をチラッと見せ、読者に気をもたせる。

次の場面もさらに細かい一部分をチラッと見させ、どんなおいもができるかという想いをつのらせ、さて、ページをめくると、いっきに大きなおいもを次から次へと、ドカンドカンと、まだまだと、えんえんと十三ページもだしつづける。

その意外性で読者にアッピールする。

『ジョーズ』のほうは、まえの被害の場面をえんえんとみせて、鮫がでてからは、はげしい闘争場面はキリキリしぼった短時間でみせて、アッピールする。

その方法は逆だが、ねらいは同じである。

それで私は、講演で「おいも」の話をするとき「ひじょうに演出が似ている。

ただし年代のほうは私が先ですよ。

これは『ジョーズ』が私のをジョーズがまねたのかもしれません」--などと、ヨタを飛ばし笑わせることにしている。
 こんどの『E・T』は最後に大空に飛びだすところが「おいも」に似ている。

(『私の絵本ろん』赤羽末吉/平凡社より)

赤羽さん、日本画だけでなく映画や演劇、漫画なども読まれていたようでいろいろなところから発想を得て一作ずつ違った世界を作られていたんだなあと思います。




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