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zoom RSS 堀内誠一の世界(3)堀内誠一とパリ

<<   作成日時 : 2011/09/20 08:52   >>

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<堀内誠一とパリ>

 堀内さんが初めてヨーロッパに行って戻った頃、「知らない人は幸せよ」と発言されたのを私は忘れない。美しいものを見てしまった彼の拠点がパリとなったのは自然なことだった。

「堀内さんから、自然に生まれたのが、雑誌だった」小池一子 『雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事』マガジンハウスより

1974年(42歳)3−5月パリ在住。6月、家族とパリ郊外に移住。

「堀内誠一、わがエディトリアルデザイン史」『父の時代・私の時代』堀内誠一 マガジ
ンハウス

ヴァカンスのつもりで来たパリが、‘70年代に入って変わりつつあるときで、これはうかうかしていられないと、家族も呼び寄せて住み始めたら、うかうか8年も過ごしてしまいました。

パリも住んでみると、あきがくるので田舎や外国に行きたくなる。

すると、これがまた面白くてかなわない。パリはその点、交通至便で四方八方に行けるのです。

北へ行けばピカルディ地方、東に行けばシャンパーニュ、さらにアルザス地方と、風景も建物も食べ物も言葉も(これははっきり分かるわけじゃないけど)違って、フランスはなかなか地方色が多彩な国なのです。

面白いことに出会うと黙っていられないタチなので、日本の友人知人に見てきたことや、旅の一部始終をアエログラムにスケッチをつけて送り続けました。

日に1通の割り、我ながらあきれるぐらいで、「毎日遊んでいるみたいでいいなあ」とうらやましがられる。ときには困ったことや物価の上がったことなど書いても、やはり「いいなあ」と返事がくるのは、本当はおかしい話で、相当フランスの悪口も書いているのです。

それらの手紙は、受けとられた方々の勧めでそのまんま『パリからの手紙』(日本エディタースクール出版部刊)という本になりました。

「手紙に触発されて」といろいろな人が尋ねてくれました。もうフランス観光局から表彰されてもいいくらい人を案内しましたが、この人なら、あそこがいいだろう、と勘を働かせて、喜ばれると甲斐があります。

でもやはり自分も行ってみたいところと趣味が一致していたらしめたもので、そうした旅を共にしたときほど楽しいことは世の中にあまりありません。

どうも外国の方が、中身濃く人と付き合えるようだと気付き、家の中がホテルのようになることも多いのですが、パリに住んでいつばん良かったと思うことはこれでした。(中略)

旅の楽しみは3つあります。

まず、出かける前に調べたりして、いろいろと想像をはせる楽しみ。

そして、本当の旅、いい案内書が旅の最良の友であることはいうまでもない。

それから、帰ってきてから、写してきた写真やスーヴニールにかこまれて回想する楽しみ。

この本は、この3つを楽しむのにふさわしいものにしたいつもりです。

「あとがき●こんな本にしたいと思ってつくりました」『パリからの旅』堀内誠一 マガジンハウス




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マガジンハウス
堀内 誠一

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