朝のあいさつ

アクセスカウンタ

zoom RSS 堀内誠一の世界(4) 堀内誠一と絵本

<<   作成日時 : 2011/09/21 08:15   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

堀内誠一と絵本

<絵本への興味>

 自分は絵本を描く商売の人間になるかも知れない、と漠然と考えていた。ベッティーナ、マリー・ホール・エッツ、マーシャ・ブラウン、トベ・ヤンソン、と好きな絵本の画家を考えてみたら、みんな女性である。
 
「名取洋之助」『父の時代・私の時代』堀内誠一 マガジンハウス

 本格的な絵本との出合いは日比谷公園の花屋に並んであった進駐軍のCIE図書館です。

誰にでも自由に閲覧できる開放的な雰囲気でした。英文が読めないから手にとるのは写真や絵の多い本で、しぜん絵本に出合うことになります。

 忘れられないのはワンダ・ガアグの『百万匹の猫』でクリームイエローに黒と赤の表紙は不思議の国のマッチ・ラベルのような魔力がありました。この本で私は再び幼児の官能を呼び起こされたのでした。

それは昔に見た『コドモノクニ』やアーサー・ラッカムの絵に再会して懐かしむのとは全く違った“絵本体験”でした。

 あとから思うとここは、戦争をはさんだ二十年間の、絵本史上第二の黄金期といっていい、優れて基本的な考えから生まれたアメリカの絵本の宝庫だったのです。

 マックロスキー、マージョリー・フラック、バージニア・リー・バートン、マリー・ホール・エッツ、マーシャ・ブラウンなど、これらの絵本の質素なつくりで芯の逞しい物語る造形を、アメリカの本に特有の動物っぽい膠の匂いといっしょに思い出します。

「岩波少年文庫」に続いて「岩波子どもの本」が刊行され、愛読者になりました。

バンナーマン作、ドビアス絵『ちびくろ・さんぼ』、ベーメルマンスの『山のクリスマス』、ハンス・フィッシャーの『こねこのピッチ』など、欧州の絵本を含めて多様で豊かな感覚の世界を知ってにわかに外国絵本に興味を持ち、伊勢丹に勤めるようになってからは海外書籍を輸入し始めた本屋を通して絵本を集めるようになりました。

アンドレ・フランソワやプロベンセン、ポール・ランド、ブルーノ・ムナリなど、最新の“デザイン的”な絵本は、そのうちに絵本としてよりもグラフィック・デザイナーの参考書的な役目を持つようになりました。

 「絵本との出合い・交友録」『父の時代・私の時代』堀内誠一 マガジンハウス





堀内誠一 旅と絵本とデザインと …コロナ・ブックス 【中古】afb
古書 高原書店
発行年:2009年備考:-状態:B-サイズ参考画像はありません

楽天市場 by 堀内誠一 旅と絵本とデザインと …コロナ・ブックス 【中古】afb の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
堀内誠一の世界(4) 堀内誠一と絵本 朝のあいさつ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる